---------------------------------------------------------------------------------------------------
  組合ニュース 【令和年7月号】 ナニワ企業団地協同組合
--------------------------------------------------------------------------------------------------

篠原信一氏講演会を開催、青年部:パワーランチを開催


【篠原信一氏講演会を開催】
写真_篠原信一氏講演会

 6月17日、経営対策委員会の主催で、シドニーオリンピック柔道銀メダリストの篠原信一氏を招いて講演会を開催し、64名の方が参加しました。
 「自分は怠け者で幼少の頃から特別強かった訳ではない」という篠原氏。柔道との出会いは中学生の頃、体が大きかったため目を付けられて始めたことがきっかけ。当時は柔道を辞めることばかり考えて練習もサボってばかり。先生・先輩に怒られるのが嫌だという理由で、目標もなく柔道に取り組み、目立った結果も残しておらず、天理大学への入学も監督の強い勧めに負けての入学だったそうです。 そんな篠原氏ですが、大学3年生で全日本選手権優勝をきっかけに「サボってばかりの自分でも、努力をすれば勝てる」ということを実感。初めて金メダルを目指すという目標が生まれ「自分は金メダルを取る」と周りに話したそうです。あえて口にすることで、口ばかり・嘘つきと言われないために練習をしなければならないと怠け者の自分にプレッシャー与えたと語りました。
 努力を重ね、金メダル獲得への期待がかかって迎えたシドニーオリンピック決勝戦についても語っていただきました。決勝戦対戦相手であるドゥイエ選手の内股を内股すかしで切り返した篠原氏、本人も「一本を取った!」と確信していたそうです。判定を前に「なんで1本じゃないんだ」と不満を抱くも「今自分は勝っている。もう一度投げてやろう」と切り替え、勝利に向かって戦う篠原氏でしたが、斎藤仁ヘッドコーチの「信一、お前がポイントを取られているんだ。攻めろ!」という声が耳に入り、初めてポイントが相手に取られていることを知ってパニック状態に陥ったと振り返りました。「このままでは負けてしまうと気持ちが焦るほどに技をかけることができない。柔道は「心・技・体」の3つが調和することが良いとされ、中でも大切なのは心。心・技・体は掛け算であり、いくら技術・体力があっても心が0では勝てない。必ず勝つと思って戦った心を10とすれば、負けると思ったときの心は0だった。自分が負けたのは心が弱かったから。気持ちの切り替えが出来ずに逆転することが出来なかったからだ」と真っ直ぐに語る姿勢に胸を打たれました。写真_篠原信一氏講演会
 バラエティ番組でご活躍されていることもあり、流石のトーク力で会場を盛り上げていただきました。ここでしか聞けない野村忠宏氏とのオリンピック前日の裏話や、現在篠原氏が運営する農園「しのふぁ〜む」について、ボリューム満点の内容でした。
 講演会後の記念撮影では篠原氏自ら参加者と2ショットで自撮りをしてくれるなどサービス精神旺盛で、心優しいお人柄に会場は自然と笑顔が溢れていました。講演会にご参加いただいた皆さんありがとうございました。


【青年部情報:パワーランチを開催】写真_青年部情報:パワーランチ
 6月25日、青年部は第1組合会館にて10名の参加でパワーランチを開催しました。
 今回は満腹リッチ前にある満腹デリのメニューから選んでいただき、お弁当を注文しました。食事が始まるとテーブルごとに会話に花を咲かせ、にぎやかなひと時を過ごしていました。
 13時前になると今後の青年部活動の日程について報告し、パワーランチは終了となりました。




トップページへ戻る